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金工室の工作機械を紹介します
公開:2004年4月21日公開、最新更新:2005年7月19日 by T.Kawai
金工室の主な設備を紹介します。
主力工作機械
金工室には以下に紹介する工作機械設備があります。金工室はオープンショップ制をとっていますので、開室時間中はいつでも自由に工作機械を使うことができます。(但し、技術職員を優先、あとは早い者順です。)
これらの工作機械は金工室の基幹となる設備で、毎年実施している「機械工作実習」の受講者に開放しています。
補助的な工作機械
以下に紹介する工作機械は実習受講とは無関係に開放しているものです。汎用的な機械がそろっているので、これらの機械を使用するだけでもある程度の工作を行うことができます。
材料を荒く切断するには以下のような機械を使います。
金属工作では接合技術も大切です。金工室にはろう付けと溶接の設備も完備しています。
ポジショナーは丸いものを溶接する場合に便利なものです。チャックにフランジやパイプを掴み、ゆっくり回転させることができるので、真空装置などの溶接作業に大変便利です。
測定機器
金工室に整備している測定器を紹介します。これらの測定器も随時使うことができます。
この他にも、普段よく使うマイクロメータ(0〜250mm)、シリンダーゲージ、ストレートエッジなどの汎用測定工具を多数揃えています。
切削工具の色々
金工室では旋盤のバイトは高速度鋼の手研ぎバイトを主に用いています。
これらは以下のページにて詳しく述べていますので参考にして下さい。
各旋盤の近くに、写真のように箱にまとめておいてあります。これらは全て一般用として用意しているものなので、自由に使って下さい。
もし切れ味が悪い場合、あるいは切れ味が悪くなった場合など、遠慮なく金工室の技術職員に申し出てくれれば、その場で再研磨します。
ドリルの刃も同様に、再研磨して使います。
おもしろ工作グッズ
ここでは一般的な工作機械とは異なった、ちょっと面白い設備を紹介しましょう。
タップやドリルが折れたときに使う「おれとーる」は放電加工によって折れたタップやドリルを除去してくれます。
ファイバースコープは複雑な装置の内部を観察するのに便利です。