新潟フライス 2UMD ハンディサム
1998年度更新した万能フライス盤です。以前の機種も同じ新潟鉄工でした。このタイプは主軸ヘッドが縦横兼用の特殊な造りとなっており、割り出し装置とベッドの送りを連動させてスパイラルなどの特殊な加工まで対応できることが大きな特徴です。
従来の機械は、第二装置開発室創設以来、宇宙線のプラスチックシンチレータを何百枚も削るなど、主力工作機械として活躍してきたほか、縦横兼用を利用した加工を沢山こなしてきました。従って、更新時には従前と同じ使い勝手を重視しました。
更新した新潟フライス盤にはNC(数値制御)装置が付いています。これによって今まで以上に精度も出るようになり、これまでできなかった加工もこなすようになりました。NCによる直線と円弧を組み合わせた溝加工によって、変形のOリング溝もこのフライス盤でできるようになりました。横軸にすることで、縦形のフライス盤より大きな加工領域がとれることも特徴です。
機能 \ 機種名 | 新潟フライス 2UMD ハンディサム |
テーブルの大きさ / T溝 | 1370x310mm / 18mm 3条 |
テーブルの移動距離 X/Y/Z | 870mm / 370mm / 400mm |
主軸形状 / 回転数 | NT50 / 40~1750rpm |
その他の機能 | ハンディサムCNC機能 |