日立フライス 2MW−V(NC11付き)
昭和59年にフライス本体を導入。同62年に専用のNC制御装置を付加したことで汎用NCフライス盤として機能します。
NCとは数値制御のことで、コンピュータによるプログラム運転によって円弧や斜めなどの動きを連続的に与えることでこれまで困難だった複雑な形状の加工が可能です。
我々はこの機械によってNCによる加工技術を学んできました。この機械はNC機能だけだはなく、手動ハンドルでの操作ができるので汎用フライス盤としての使い勝手を全く損なわないことが大きな特徴で、NCプログラムの作りにくい粗加工では手送りで、仕上げはNCプログラムでと言うような使い廻しができます。
主軸剛性が高いので重切削もこなし、リニアスケールとの併用で位置決め精度も20ミクロン程度と良いため、第二装置開発室で最もよく使われる機械の一つです。
機能 \ 機種名 | 日立フライス 2MW−V(NC11付き) |
テーブルの大きさ / T溝 | 1350x310mm / 16mm 3条 |
テーブルの移動距離 X/Y/Z | 710mm / 300mm / 400mm |
主軸形状 / 回転数 | NT50 / 60〜1800rpm |
その他の機能 | NC11による数値制御機構 |