マキノフライス 2KGA−70
昭和46年導入。汎用フライス盤ですが、ジグ中ぐり盤としての優れた機能と高い精度を備えています。
マキノフライスは経年変化も少なく、第二装置開発室では最も精度の高いフライス盤で、位置決め精度(X-Y)数ミクロン、横走り直線精度2〜3ミクロンを実現しており、今でも当初の精度を保持しています。
民間の機械工場では、汎用フライス盤としては最も高精度な機械として定評があり、いまだに活躍している貴重な工作機械です。
このフライス盤は負荷の大きな粗加工では剛性が不足します。精度維持の為にも、負荷の大きな加工は他のフライス盤で行うなど、大切に使ってほしい機械です。
このフライス盤にはリニアスケール(5ミクロン読み)を3軸に取り付けてありますが、第二装置開発室の他のフライス盤とは異なり、NC(数値制御)機能は付いていません。
主軸回転のスイッチがレバーとなっていて、他のフライス盤とは操作方法が異なっているので注意してください。
機能 \ 機種名 | 牧野フライス 2KGA−70 |
テーブルの大きさ / T溝 | 1100x250mm / 14mm 3条 |
テーブルの移動距離 X/Y/Z | 700mm / 250mm / 350mm |
主軸形状 / 回転数 | NT40 / 130〜2200rpm |
その他の機能 | クイル機構80mm、主軸頭旋回 |