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装置開発室の概要
装置開発室はオープンショップ体制をとっています。オープンショップとは、教官や学生が工作室の機械を自由に使える体制のことです。工作機械の運転は危険を伴うので、工作機械を安全に使ってもらうための基礎的なトレーニングとして機械工作実習を実施しています。この機械工作実習を受けたものは、基本的に自由に装置開発室の機械を使うことができます。
オープンショップを支えるもう一つの要素は在庫サービスです。装置開発室でよく使うものを常時在庫(材料、機械部品、工具)し、それらを研究室にも提供しています。
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利用案内
- 装置開発室の利用案内
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「困ったときは装置開発室へ」
装置開発室は、大学の教育・研究で必要な「ものづくりの拠点」として、工作技術の基礎から応用までを一貫して担当します。
私たちはこれまで、機械加工技術を中心として、機械設計、真空技術、低温技術、メカトロニクスなどの周辺技術を包含した技術相談や装置開発に多くの実績を残し、理学部のユニークな研究・実験を支えてきました。今年からは全学にその技術を提供できることになりました。
工作等の依頼や装置技術に関する相談は随時承っています。
平日朝8時30分〜午後5時15分の間に装置開発室(理学部E館地階、TEL:2446)まで直接お越し下さい。
簡単なことでも、あるいは外注加工についても技術的な問題なら何でも相談にのりますのでお気軽にお越し下さい。
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装置開発室の特徴=オープンショップ
装置開発室には「ものづくり」に必要な旋盤やフライス盤などの工作機械が揃っているだけでなく、様々な工具や便利な道具をもっており、便利な加工方法や使い方をその場で技術職員が直接アドバイスします。工作機械の他に、三次元測定器や硬さ試験器、真空漏れ検査器などの測定器も常時稼働状態で待機しています。
装置開発室の全ての工作機械は「工作実習(毎年実施)」修了者に開放しています。技術職員が普段使っている精度の高い工作機械も使えるので、院生を中心に独自の実験装置を作りたい多くの若い研究者が装置開発室に来て、作業を行っています。
工作や測定だけでなく、ねじやOリングなどの消耗部品、工具、材料の在庫サービスも行っていますので、特殊な物を除けばほとんどの物をすぐ提供できます。
私たちはこのような工作室の運用方式を「オープンショップ」と呼んでおり、ここから生まれた独創的な実験装置や観測装置が大きな成果を生むなど、全国的にもユニークな運営として注目されています。
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