O1000 (プログラム名:1000、メインプログラム) | ||
行 番 号 | プログラム | 動作内容 |
N0010 | G90 G00 Z50. ; | 絶対座標系を指示,安全な高さに高速移動 |
N0020 | X0. Y0. ; | 加工開始座標へ高速移動 |
N0030 | Z2. M03 ; | 加工開始位置の高さまで高速移動後,主軸回転 |
N0040 | G01 Z−1. F100; | 1mm切り込み,切削移動速度100mm/min |
N0050 | D40 ; | 工具径補正番号40,実際より大きい径を指定 |
N0060 | / M98 P1100 ; | サブプログラムの呼び出し,キャンセルブロック |
N0070 | D30 ; | 工具径補正番号30、実際より僅かに大きい径 |
N0080 | / M98 P1100 ; | サブプログラムの呼び出し、キャンセルブロック |
N0090 | D20 ; | 工具径補正番号20を指定、実際の工具径を指定 |
N0100 | M98 P1100 ; | サブプログラムの呼び出し |
N0110 | G00 Z50. ; | 安全な高さを確保 |
N0120 | X0. Y0. ; | 加工原点に戻る |
N0130 | M05 ; | 主軸回転を停止 |
N0140 | M02 ; | プログラムの終了 |
O1100 (プログラム名:1100、サブプログラム) | |||
行 番 号 | プログラム | 動作内容 | |
N0010 | G41 F100 ; | 工具径補正(左補正)開始 | |
N0020 | G01 X0. Y45. ; | スタートアップブロック,アプローチカットも兼ねる | |
N0030 | X−20. Y45. ; | 直線切削 | |
N0040 | G03 X−20. Y−45. R45. ; | 円弧切削(CCW) | |
N0050 | G01 X20. Y−45. ; | 直線切削 | |
N0060 | G03 X20. Y45. R45. ; | 円弧切削(CCW) | |
N0070 | G01 X0. Y45. ; | 直線切削 | |
N0080 | G40 X0. Y0. ; | エンドオブブロック,補正終了 | |
N0090 | M99 ; | サブプログラムの終了 | |
行 番 号 | プログラム | 動作内容 | |
N0040 | G03 Y−45. R45. ; | 円弧切削(CCW) | |
N0050 | G01 X20. Y−45. ; | 直線切削 | |
N0060 | G03 Y45. R45. ; | 円弧切削(CCW) | |
N0070 | G01 X0. ; | 直線切削 | |
N0080 | G40 Y0. ; | エンドオブブロック,補正終了 | |
移動グループ | ||||
G00 | G01 | G02 | G03 | G04 |
早送り | F値の直線送り | CW円弧送り | CCW円弧送り | ドウエル |
* G00以外はFで設定された速度で動きます.Fは一分間の送り速度(mm/min)を表します。 * 円弧送りはR指定(半径指定)とI,J指定(円弧中心座標指定)があります。 * X,Y,Zの値は必ず小数点を付けます。一般的には指令された数値をミクロンで認識するので 小数点を忘れると思わぬ動きとなってしまいます。 * ドウエルはPで指定した時間(秒)だけテーブルの動きを停止する機能です。 |
工具径補正グループ | ||
G40 | G41 | G42 |
補正修了 | 左側補正開始 | 右側補正開始 |
* プログラムで指令された値が加工寸法となるよう自動的に工具半径分シフトした経路で移動します。 工具径はDで指定されたデータを参照します.工具径データは別に入力します。 * 工具径補正は必ずスタートアップブロックとエンドオブブロックを挿入します。 * スタートアップブロックとエンドオブブロックは直線送り部分に挿入します。 * 補正量を実際の刃物径より大きくとって荒削り行程とする方法が便利です。 |
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座標系グループ | |
G90 | G91 |
移動座標値を絶対値で指令する | 移動座標値を相対値で指令する |
* 慣れないうちは絶対座標系を使った方が工具経路を認識しやすく,デバッグが楽になります。 * 絶対座標系と相対座標系は混在してもかまいません。サブプログラムで相対座標系を使うと同一形状の ものの開始位置を変えて加工(コピー)できるので便利です。 |
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プログラム制御グループ | ||
M02 | M98 | M99 |
プログラムの終了 | Pで指定したサブプログラムを呼び出し | サブプログラム終了 |
* サブプログラムのネスティングは通常4重まで許されています。 * 行の先頭に/を入れると、その行を無視することができます。これをキャンセルブロックといいます。 キャンセルブロック機能は操作盤からON-OFFできます。 |
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主軸グループ | |
M03 | M05 |
主軸回転 | 主軸停止 |
* Mに続く数字のゼロを省略してもかまいません。そのときは、M3、あるいはM5となります。 | |