460GHz帯でORION KLからのCO4-3スペクトルの受信に成功。記念すべきファーストライト。標高4800mでの作業は想像を超えて厳しいものでしたが、本格的観測できる手前まで来た。
これからの課題としては、800GHz帯の受信を試みることと、115GHz帯、350GHz帯の効率的な受信観測を可能とするための手直しが必要。金工室の技術業務は受信機の立ち上げに関することに重心が移る。
|
NANTEN-2は目標の観測を概ね終了、NANTENのデータとあわせて次々に新しい観測結果をもたらしている。
この写真はガス雲の衝突によって巨大な星団が形成されている領域を詳しく観測、巨大星団形成から銀河系進化解明の手がかりが得られるのではないかと期待されている。
|
NANTENの観測とあわせて、銀河の進化を解明する鍵となるような銀河系の中に巨大なループが複数観測された。銀河の中にも泡のような構造が多数観測されており、銀河系進化のナゾをとく鍵ともなる。
|