機械工作実習アンケートの集約
このアンケートは、これまでの主なユーザーであった物理学科の各研究室に回答を依頼したものです。グラフは実験系15研究室の意見分布として表示しました。
設問A(1〜3)は研究室名及び回答者氏名などを求めたものなので、本資料では省略しました。
設問の下に、回答に添えられた意見を箇条書きで記述しました。
- 金工室の利用形態
- 金工室の技術分野
- 金工室の将来展望
- 時間外の利用実態
- 工作実習について
- 機械や工具の保守
- 在庫サービス
- 金工室へのご意見
金工室の利用形態
注意:新研究室は、従来使ってきた技術を1、これから使いたいものを0.5ポイントと回答。
設問4、貴研究室において金工室をどのように利用されているかをお尋ねします
注:パソコンの管理・保守業務は物理学科からの依頼で、教室事務のものを引き受けています。
金工室の技術
設問5、貴研究室において金工室のどのような技術分野を利用されているかをお尋ねします
設問6、貴研究室において、今後、金工室に期待する技術分野についてお尋ねします
ご意見
- 高圧技術が必要
- 低温技術は極低温と協力することが望ましい
金工室の将来展望
設問7、金工室の将来展望について、貴研究室のお考えについてお尋ねします。
ご意見
- 1はやむおえないが、閉鎖的にならないようにしてほしい。具体的には金工室に行くのが面倒(いや)と思える対応はこのましくない
時間外の利用実態
設問8、金工室は緊急時にも対応できるよう時間外(深夜や休日の利用など)の利用についても柔軟に対応できるようにしています。貴研究室における、この1年間での時間外利用の有無と、要望についてお尋ねします
- 利用した 10
- 利用しなかった 5
機械工作実習について
設問9、大学院修士課程の実験装置の開発や改造における基礎知識を獲得する教育として有効である
ご意見
- 実習だけでは習得するのが難しい。継続して利用する必要がある
- 図面の書き方、設計の考え方の教育も必要
設問10、大学院修士課程の創造性や独創性向上など研究を進める上で有効である
ご意見
- 独創性と機械工作実習とは無関係、有効なケースもあるが、何が幸いするかわからない
- 学生によって効果は異なる
設問11、研究室全体の研究計画を実施する上で有効である
ご意見
- 研究室に密着している程度に重要と考えている
設問12、研究とは直接結びつかないが、受講者の能力開発の一環として有効である
ご意見
- これも学生個人個人で差がある
設問13、金工室では今年から修士課程合格者を前倒しして10月に機械工作実習を実施した実習は修士に進む準備として有効である
ご意見
- 実習人数を増やしてほしい
- 理学部は自分で作らなければならない研究が多いので工作は早くできるようになるのが好ましい
- M1より、4年生後半の方が、主要な講義が終了しているため、実習を受けやすいと思われる
工作機械や工具の保守
金工室のオープンショップサービスについてお尋ねします。
設問14、工作機械の手入れや状態について
設問15、バイトやドリルの刃など工作機械で使う刃物の状態について
ご意見
- 素人なのでわからない
- 良くないときもあるが、スタッフに言えば気持ち良く対応してくれる
- 先の欠けているものあり。工作によって選択する刃の種類がごっちゃ
在庫サービス
設問16、消耗品(ねじ、Oリングなど)の在庫について
設問17、工具の在庫について
ご意見
- あまり利用しない
設問18、電子部品の在庫について(未回答1あり)
ご意見
- ほとんど利用しない
- 研究室に在庫があるので電子部品は少な目でいい
- 電子部品の種類が少ない、置いてある部品の品番型番を表記してほしい
設問19、材料の在庫について
ご意見
- 装置開発室か金工室でほとんど手に入る
- 薄肉パイプ、キュプロニッケル等充実してほしい
設問20、在庫サービスについてご意見などありましたらご記入下さい
ご意見
- 電子部品に関しては各研究室で在庫しているので、また種類が多岐にわたるので今のままの在庫体制か、それより少な目でいいと思います
- 在庫サービスは非常に役にたっています。ユーザーの声を聞きながらよろしくお願いします
- 各研究室で眠っている材料(特殊?)を再利用できないか
- エレキ系の部品をよく使用しています
- 在庫しすぎに注意
金工室へのご意見
設問21、これまでの設問以外で、特に気付いたことがありましたら以下に御記入下さい
ご意見
- 納期見積りを厳密にすることが必要です。私の知っている限りでは、納期は有って無いようなものです。納期をちゃんと見積もれるというのは、技術者にとって工作物に対して技術的な見通しができていることだと思います。また、金工室としての組織的及び個々の技術者としての総合的な技術力をも反映しているのだと思います。