2012年度電子回路実習に必要な物品
名古屋大学 全学技術センター
教育・研究技術支援室
装置開発系
電子情報技術室
2012年04月20日更新
初心者を対象とした回路の製作
コース別の実習ではありません
1.実習準備
- 持ち物
ノートパソコン、筆記具

※ 実習で使用する工具類は各自で用意していただきます
- 工具など
実習に必要な半田ごて、テスタ、ニッパ、ピンセットなどの工具類
- ハンダごて:回路部品のハンダ付に使用し、15W程度の小容量でアース付きのもの
- コテ台 :こて台に水を含ませるスポンジ付のもの
- テスター :電圧や抵抗の測定に使います
- ニッパ :刃の欠けやガタつきの無い細い線の切れるもの
- ピンセット:回路部品の足をしっかり掴める先の細いもの
2.実習内容
(1)概要説明
- 実習に必要な回路部品、資料等の配布と説明
- 初日に欠席された場合はその後の受講を認めません
(2)電子工作の基礎(実習用基板を用います)

実習で使用するハンダ、ハンダ吸取り網線、フラックスは提供します
- ハンダ付けを初めておこなう人向けの基礎的な実習です(講義と実習で2時間程度)
(3)測定器や電子部品の使い方
テスターで測定できる電圧や抵抗などの測定原理を学びます。
OPアンプの動作原理やOPアンプを使った回路などを紹介します。
- 実施内容
- テスタの使い方
- OPアンプの動作概説
・OPアンプ増幅回路
・OPアンプ加算器など
- ブレッドボードで簡単な回路を作る
(4)課題回路の設計および基板加工
EagleCADを使って回路図を作り、基板加工機で基板を作成します。
- 実施内容
- EagleCADの使い方
- 基板加工機用のデータ作成
- 基板加工機の使い方
(5)動作検証と修正
EagleCADを使って回路図を作り、基板加工機で基板を作成します。
- 実施内容
- ブレッドボードの回路と加工機で作った回路を組合わせて動作検証
- 期待通りの動作でないときはどうするか考えます
- 悪い所を見つけたら直します
- 直し方にも工夫を必要とします
重 要 事 項
- 安全に作業するための注意事項は伝えますが、安全衛生特別教育に該当しません
- 年度当初に実施する部局等主催の安全衛生講習会を受講して、担当教員により文書で証明し、無い場合はいかなる理由であろうと受講を認めません
- 安全は各人の自己責任であり、十分注意すること。当室では一切の責任を負いません
- 表面実装部品等のハンダ付け作業を潤滑に行うため鉛ハンダを使用します。作業後は必ず手洗いを行ってください
3.その他
(1)日程及び場所については、都合により変更される場合があります。
問い合わせ先:電子情報技術室 担当:佐藤利和(内線2972、e-shop @ sci.nagoya-u.ac.jp)まで(e-shop @は半角英字に変更してください)